「LGBTQ+」の「+」にあたる女子高生がお返事します!!
こんにちは、あおいです。
今回の記事では、今までの記事に寄せていただいたコメントにお返事していこうと思います。
特に、自己紹介を書いている初投稿だった記事にとても素敵な方がコメントを送っていただいて!!
「これはお返事しなければ!!」とコメント欄を隅々探してみたのですが、一向にリプライボタンのようなものが見当たらない。えっ、はてなブログってそういうのないの!?とGoogle大先生に聞いてみたらどうやらそういう機能は終了してしまっていたみたいで。悲しっ!!
ということで、これから記事にコメントがついたら、その都度新しい記事にてお返事していくスタイルを取りたいなと思います。
ただもらうだけだと寂しい気もするのでね、こういう形でコミュニケーションを取れればと、思っております。
(一応、コメントしてくださった方のお名前は伏せて載せます。)
今回お返事するのは二件です。
さて、早速一件目にいきます!
①
こちらの記事に寄せてくださったコメントです。
この記事の内容は、コロナウイルスのせいで約三か月休みだった学校がやっと再開し、久々に行ったところ、同性の友達にちょっと惚れちゃった、かも??みたいなことが書かれています。
それに対して。
ブログ読みました。
学校再開されて良かったですね。
LGBTQ+のプラスの部分…多分、その形は無限大に存在すると思いますし、決まり切った形なんてないと思います。
あおいさんは、はんちょーさんのことを「ひとりの人として好き」なんだと思います。
女は男を、男は女を「だけ」好きにならなければならないなんて決まりはないし、人は人を好きになっていいと思いますよ。
それが、SOGIと言うこと。
あおいさんは、今の自分自身の気持ちに素直なままで居て欲しいと、私は思います。
素敵な友達を大切に、そして好きって気持ちを大切に✨
や、や、や、やさし…!!!!(震)
では、部分的に分けてお返事していきたいと思います。
ブログ読みました。
学校再開されて良かったですね。
LGBTQ+のプラスの部分…多分、その形は無限大に存在すると思いますし、決まり切った形なんてないと思います。
ブログ読んでくれてありがとうございます!
学校再開、嬉しい反面、久々の学校は少し疲れましたけどね…でもやっぱり楽しいです。
まだ気兼ねなく話したり、一緒に向かい合ってお弁当を食べたり、部活したりもまだできない状態が続いていますが、家にこもっている生活よりも断然こっちの方が楽しいです。当然ですけどね(笑)
「+」は無限大の形を表している…いや、本当にそうだと思います。
というか、この言葉を初めて知った時、心の底から感動しました。その時から私はあえてこの言葉を使うようにしているんですけど、一度いい機会なのでこの言葉について私の考えを書いていこうと思います。
「LGBTQ+」という言葉は、私たち当事者としては(特に私みたいな「Q+」にあてはまる人たちは)すごく救われますが、でも少し見方を変えると「たくさんの違いがあって当たり前なことを、とりあえず無理やり一言でまとめちゃった」という表現だと私は思っています。
一般的には「LGBT」の言葉が浸透していますが、そこに小さな「s」をつける、もしくは「Q+」をつけるだけで一気に範囲が広がっていきます。けれど、その範囲が広ければ広いほど、一つ一つに目を向けられなくなってしまいます。
なぜかというと、もともと「レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー」の四つのセクシャリティに当てはまる人たちがいるという風潮にいた中で、突然そこに一気にたくさんのセクシャリティが参加してきたことになります。私たち当事者はいいですけど、まだそこまで理解ができていない人からすると、「はぁ?何言ってんだか分かんねーよ、知ーらんぺっ」となってしまう可能性もあるからです。
そのたびに丁寧に説明できればいいですけど、それもまた難しい話ですからね…
そういう意味では、「+」というとてもざっくりとした表現に賛否あるのでは、と私は考えます。
とはいえ、事実、世界にはたくさんの人々が存在し、生き方があり、個性があり、それはまさに多種多様だと言えます。その多種多様さを表現するのに一番適しているのが「s」や「+」であることは明らかなわけで。
私は個人的に縛りがないほうがいいと考えているので「LGBTQ+」を言い続けていますが、今もあえて「LGBT」と言う方もいらっしゃいます。でも後者の方の考えもよく分かるので、私はそれでいいかなと思います。無理に「LGBTQ+」と変えなくても、それはそれで。
なので、決して「Q+」や「s」を付けるのが正解と思わないようにしていただきたいです。正解不正解というより、これを今読んでいるあなたの考え方、好みなどによって、どう表現するか決めるのが一番だと思います。
…って、思ったより長くなっちゃった…次、行きます。(笑)
あおいさんは、はんちょーさんのことを「ひとりの人として好き」なんだと思います。
女は男を、男は女を「だけ」好きにならなければならないなんて決まりはないし、人は人を好きになっていいと思いますよ。
それが、SOGIと言うこと。
あおいさんは、今の自分自身の気持ちに素直なままで居て欲しいと、私は思います。
素敵な友達を大切に、そして好きって気持ちを大切に✨
…まだ本気で好き、というわけではなくて気になっている程度なんですけどね…すごい熱弁してくださいました。優しさがあふれ出ちゃってます。
あ、これを読んでいる方の中には「SOGI」をあまりよく分からない方もいらっしゃるかと思うので、少し解説しておきます。
補足:「SOGI」とは?
「Sexual Orientation and Gender Identity」の略で、「ソジ」と読みます。
この英語を和訳すると、「Sexual Orientation」が「性的指向(好きになる人の性)」、「Gender Identity」が「性自認(自分の思う心の性)」になります。
つまり「SOGI」とは人の属性を表す略語で、異性愛者の方も含めてみんなが持っている属性です。簡単に言うと、みんながこの「SOGI」にあてはまり、みんな違ってみんないい、みたいなことです。
さてコメントに戻りましょう。
素敵な友達を大切に、そして好きっていう気持ちを大切に。
素敵な言葉です!!そうですね、大切にしなきゃ。
もうすぐ高校二年生も半年を過ぎようとしているので、悔いが残らないように過ごそうかなと思っています。
何かあったらまたこのブログでお知らせしますね!(^▽^)/
②
二件目はこちらの記事に寄せてくださったコメントです。
この記事はこのブログの初投稿で、主に自己紹介をしています。
自己紹介というか、私のセクシャリティのパンロマンティックとトランスヴェスタイトについて説明しています。
それに対して。
こんばんは。
突然のコメントを失礼いたします。LGBTQ+について、調べています。
娘が自分の性別?恋愛対象?に何かしらの違和感があるのかなぁと感じています。
私としてはどちらであっても、なんであっても良いと思っていて、下の兄弟達に話してる風を装い、私はこういう考えよとアピール(笑)していますが、娘からは特に反応はありません。ただ、もうすぐ中学生で、制服のスカートが履きたくない、とは言っていました。
高校生とは思えないほどの読みやすいブログを書かれていて、すごいなぁと、驚きました‼︎
これからもちょくちょく拝見させて下さい‼︎
とてもすてきな、やさしいお考えをお持ちですね。
こちらの方もお優しい…!!そしてとても丁寧な文章で…!!(号泣)
では今回も、部分的に分けてお返事していきます。
こんばんは。
突然のコメントを失礼いたします。LGBTQ+について、調べています。
娘が自分の性別?恋愛対象?に何かしらの違和感があるのかなぁと感じています。
私としてはどちらであっても、なんであっても良いと思っていて、下の兄弟達に話してる風を装い、私はこういう考えよとアピール(笑)していますが、娘からは特に反応はありません。ただ、もうすぐ中学生で、制服のスカートが履きたくない、とは言っていました。
こんばんは!
突然でも偶然でも必然でも全然ウェルカムです、ありがとうございます!!
娘さんのことが気になってLGBTQ+について調べ始めたんでしょうか…?
きっかけは人それぞれかと思いますが、そのきっかけが身近にあればあるほど理解度というか理解しようと思う本気度はかなり変わっていくと思うので、きっとあなたも一生懸命勉強してくれていると思います。
というか、私の記事にコメントをくださるのはかなりの本気度を感じます。感動です。これからも頑張ってください!!応援しています。
でも、この文章から読み取ると、娘さんからはまだカミングアウトされていないみたいですね。
ちなみに私も親にはカミングアウトしていません。なぜかというと、母や妹はそういうの大丈夫よ~というかんじなのですが、父がどうもダメみたいで。「男同士でイチャイチャすんのとかまじ何考えてんのかね」とかホモみたいな差別用語を平気で口にするからです。でも本人はなんも気にしてないし、悪いとも思ってない。だから自分がそういうことを口にしているということも気づいていません。
母や妹がよくても、一人誰か理解がない人がいると、カミングアウトする勇気は湧きません。
そもそも、カミングアウトというのは「私こういう人なんだ」と本当の自分を周りに伝えるということですが、このカミングアウトはただの自己紹介とは違ってすごく勇気がいるものです。特に家族なんかはすごく勇気がいります。友達ならもちろん嫌われるのは悲しいけれど、学校なら最悪行かなくたっていいし、縁を切ってしまえばそれまでです。でも家族はそうはいきません。毎日顔を合わせる人たちに今までと同じように接してくれなくなったら悲しいし、その前に自分のことを気持ち悪がるかもしれない、と思ってしまいます。
下の兄弟くんたちはそういう話をするとどんな反応をするんでしょうか。
もし「へぇそっか~、そういう人もいるんだね!」みたいな反応ならいいのですが、「…え?」みたいなのだとちょっと娘さん的にも言いづらいんじゃないかなと思います。あとはお父さんですね。うちみたいなお父さんじゃないといいんですけど…(笑)
でも、そういう私こういう考えよアピール!すごくいいと思います。もし娘さんが本当に悩んでいるのならきっと励みになっていると思います。それを続けていれば自分から話す勇気も出てくるかもしれません。
反応はなくても案外そういうのって聞き耳立てているものです。たぶん、そのアピールには気づいていると思いますよ。(笑)
制服のスカートが履きたくない…気持ち、すごく分かります。
私も同じで、リボンもスカートも好きじゃありません。なんで女子の制服イコールスカートなんですかね。
現在ではスラックスも制服として導入している学校もあるようですが、世間的にそれが浸透していくのにはまだ時間がかかるように思います。
もし本当に娘さんが苦しそうなら、高校は私服可な学校を選択する、などを考えてもいいのではないかと思います。
(参照☟)
高校生とは思えないほどの読みやすいブログを書かれていて、すごいなぁと、驚きました‼︎
これからもちょくちょく拝見させて下さい‼︎
とてもすてきな、やさしいお考えをお持ちですね。
高校生とは思えない読みやすいブログ…ありがとうございます!!
ぜひ読んでください!!そしてお勉強の参考にしていただけると嬉しいです。
あ、教えてほしいこと、記事にしてほしいこと等ありましたら、またコメント欄にて書いていただくか、Twitterをやっているのでそちらで教えていただけたら嬉しいです!
娘さんのことも個人的に気になるのですが、もしよければ私の記事(初投稿のものや下に貼ってある記事をおススメします)を「こんなの見つけたんだけどさ~」みたいに軽く読ませてみてはいかがでしょうか。少しでも力になれたら嬉しいです!
…はい!ということで、今回は二件のコメントにお返事を書いていきました。
とか言って、文字数5000超えてるの、自分でもびっくりしてます。そんなに書いたか私。
こんな形で、これからも読者の方からコメントが来れば随時お返事していきます。
なので、気軽に送ってくれたら嬉しいです!
あ、Twitterも一応ここに貼っておくので、質問箱やDM、リプでいつでも話しかけてください!
Twitter ☞ https://twitter.com/aoi_LGBTQ?s=20
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