「LGBTQ+」の「+」にあたる女子高生がブログを書いてみた

「LGBTQ+」の「+」にあたるパンロマンティック・トランスヴェスタイトの女子高生が日常生活やLGBTQ+についてを書きます

「LGBTQ+」の「+」にあたる女子高生が久しぶりに学校へ行った話。

超超超超久しぶりにこのブログを書いています、あおいです。

 

さて、みなさんこのコロナ渦の中、いかがお過ごしでしょうか。

私はと言いますと、配信されたオンライン授業の視聴とこれまた配信されたオンライン課題をひたすらこなし、余った時間ではドラマを見たり本を読んだりしてました。

 

なんせ、外に出られないんだもの。

「密です。」って言われちゃうんだもの。

 

そうは言っても私かて女子高生。

もちろんSNSなどで常に多方面の情報収集には励んでおりましたが、いや…流れてくる情報の少なさたるや、これまたいかに。

みんな自粛してて良くも悪くも何も起こらないから、面白いネタとか降ってこないんですよね、きっと。うるさいですね、ごめんなさい。

 

 

前置きはこのくらいにして、そろそろ本文の方へと移っていきたいと思います。(笑)

今回は、

久しぶりに行った学校で私の身に起こったミニミニ事件について

と題します。相変わらずネーミングセンスの欠片もありませんがご了承願います。

(あと、今回は本当にくだらない日記程度の文章なので、今持っているやる気の100分の1くらいを使って読んでいただければ幸いです。)

 

 

まぁそんなパッとしない日々を過ごし、ついに6月2日、約3か月ぶりの学校にこんにちはをしてきました。

この間緊急事態宣言が解除されまして学校が登校可ということになったので、うちの高校もその波に乗ったというわけです。

 

最後に学校に行ったのは昨年度の終業式だったので、今年度新学年として校門をくぐるのはその日が初ということになります。

 

そしてなんとその日は、何を隠そう、私あおいの17回目の誕生日でございました。

誕生日が初登校…喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか。(笑)

 

しかしこの初登校も、通常登校ではなくあくまで「お試し登校」というスタンスで、着いて1時間で解散という、「これは…巷で噂のZOOM会議とかで済ましてよかったのでは??」と思わざるをえないものでした。

なんせ私の場合学校への登校時間が片道1時間、往復ならその2倍の2時間かかります。

校内にいる時間が登校・下校時間の半分ってどゆこと!!…と。

でもお互いの気配と言いますか、雰囲気と言いますか、そういう画面上ではなく会わないと分からないような何かがあるのも事実ではあるので、軽率に「どゆこと!!」とは言えませんでした…当たり前ですけど。

 

 

そんなベリーベリー短縮バージョンの初登校でしたが、短い時間だったのにも関わらずミニミニ事件が私の身に起こりました。

 

親友が、誕生日プレゼントをくれたのです。

 

「……は?」

 

とまぁ、この瞬間に上記のような反応をした方がね、きっと数多く、というかむしろそっちの方が多いんじゃないかと勝手に察してますけど。

言ったじゃないですか、ミニミニ事件なんです。小規模なんです。(笑)

だから大事なことなのでもう一度言いますが、今回は本当にくだらない日記程度の文章なので、今持っているやる気の100分の1くらいを使って読んでいただければ幸いです。

 

私の学校は中高一貫校で、その親友とは中学一年生から4年間ずっと同じクラスでした。

そして今年度も無事同じクラスになったのですが、そんな彼女とも、もう3か月ぶり。夏休み以上に会っていませんでした。

 

なんなら毎年夏休み中も彼女と遊びに行ったりしていたので、こんなに会わないってことが初めてで、自粛中はずっと「会いたいよ~」とLINEでさんざんメッセージを送りました。まるであな番の翔太くん。

 

あ、というか、もうすでに彼女は過去のブログに登場してたんですね。忘れてました。

 

 

aoi-lgbtq.hatenablog.com

 

ここのブログに登場する「はんちょー」というのがまさしくその親友です。

 なぜはんちょーかというと、彼女と初めて同じ生活班になった時に彼女が班長だったからです。その時から「班長班長」と呼ぶようになり、いつの間にかあだ名が「はんちょー」になってました。(笑)

 

さて、そんなことはどうでもよくて。

 

そのはんちょー、実は最近少し気になっている存在だったんです。ずっと一緒にいるからどちらかというと友達っていうイメージが強かったんですけど、去年の彼女の誕生日のお祝いに映画を二人で見て。(あ、「記憶にございません」っていう映画です、すごい面白かったです。)

 

その時に、なんか、幸せだな~ってすごい思って、「…あれ?なんだろう、この感覚?」みたいな。ありますよねよく、少女漫画みたいなので、「これって…恋??」って主人公がトゥンクってするやつ。あれと似た感覚です。まだ恋とは認識してないですけど。

 

それから一緒に遊んだり、一緒にプレゼン作ったり、ポスターセッションに出たり、何かと二人でやってきたのですが、やっぱり心の端っこの方で「なんか変だな~…」と思っていたのです。

 

そして極めつけは、彼女の家に遊びに行った日のことでした。

 

「あおいー、そこにあるティッシュ1枚取って~」

 

すっごく生活感のあるこの一言に、思わず固まりました。

おっとどうした私、早く取ってやらねば。ティッシュティッシュだ。

一瞬思考が完全停止した私も慌ててエンジンを吹き、なんとかティッシュを箱から引っ張って彼女に渡し、変に聞こえないように「花粉症なの~?(笑)」的なことを言ってのけ、そして1日を終了させました。

 

それからというもの、地味~に彼女を気になっていた私。とはいえ、約3か月ぶりで、その感覚すらも自粛中なのでは、なんて軽く考えながら学校に登校いたしました。

 

教室に着くなり、彼女は私を待っていましたとばかりに「ぐっどもーーにーーんぐ!!」と朝の挨拶を元気にしてきて、「おはよ~」と私の席につくと、それを見た彼女はすかさず、

 

「これ、誕生日プレゼント。本当は去年の私の誕生日映画行ったから、あおいの誕生日も映画行きたかったけど。今は無理そうだったから買っといた!」

 

この子は、ノンケです。それは知ってます。だって中1の時、学年1のイケメンに恋してたから!!実はメンクイ!!

 

その誕生日プレゼントはLoftのビニール袋に入っていて綺麗にしっかりとセロハンテープが貼ってあったので、私は「ありがとう~!!」といいながらそっとスクバに忍ばせました。

 

そして家に帰り、彼女のプレゼントを開封すると、

 

  • 緑のチェック柄のデザインのバインダー
  • 緑と青の綺麗な波模様(?)のシャーペン
  • いろんな使い方が出来そうな付箋

 

私のこの世で一番好きな色は緑で、二番目は青です。それを知っててのこのチョイスなのか。いや、知ってても知らなくてもこの際どうでもいいけど。とにかく、すごく感動して嬉しくなりました。

…まぁ、惚れましたよね。ほんと、簡単な女です、私って。はは。

 

ということで、もしかしたら一瞬の勘違いかもしれませんが、これから親友のこと本気で好きになる…かーーも、しれません。

 

これが、私の身に起こったミニミニ事件でした。

何もなかったパッとしない生活が、この事件によって少しスピードをあげたような気がします。

 

…はぁ、ノンケなのにー。ガチで好きになっちゃったらどーしよー。

おっさんずラブは応援してるって言ってくれてましたけどね。ってことは理解はあるって思っていいんですかね。

それこそ、おっさんずラブの牧くんですよ。ノンケの春田さんをゲットした牧くん。彼は完璧なエリートであり、ここぞとばかりにガツガツ行く人でした。春田さんのシャワー中に入ってきて、キスしちゃう、みたいな。

 

…ガツガツ、かぁ…

 

うーむ、やっぱ恋って難しいですねぇ…

 

 

It Gets Better.