「LGBTQ+」の「+」にあたる女子高生が久しぶりに他の人にちゃんとカミングアウトした話。
こんにちは。あおいです。
まぁ今回の内容はタイトルの通りなんですけど。
私は小学校の修学旅行のいわゆる恋バナの時に友達に「私好きになる人は男の子だけじゃないんだ」と言って以来、周りの人に自分のセクシャリティをカミングアウトしてきませんでした。
理由は至って単純。その日の夜に話したことが学校中に広まり、冷やかされたりいじめられたりした経験があるからです。
中学校、高校では先生、友達には言えずにひた隠ししています。というかそもそも親にも言っていないですね(笑)
でも、そんなトラウマなんて気にならないほど素敵な出会いがありまして…!!
そのお話を今回はしたいと思います。
昨日のブログで東進ハイスクールの体験学習に参加した感想をつらつらと述べたのですが。(お時間のある方で予備校を考えている方、もしくはそのようなお子さんをお持ちの親御さんはぜひ)
本日、その体験できる授業も全て受講し終わり、本格的に「終了」ということになりました。
そして最後に面談をしてくださった先生が本当にいい人で、趣味もバッチリ合う方でして。
もちろん進路についても深く教えてくださったのですが、それと同じくらい、いや下手したらそれの二倍くらい、雑談をしてしまいました。
そうして話しているうちに、「あれ、この人多分ゲイの人だ…」となんとなーく気づいたんです。本当に、何の確証もなく、ただのフィーリングです。
それで思い切って聞いてみることにしました。気が合うとはいえ初めて話す人に対して聞くことではない、失礼に値する、と分かった上で。それに対してどんな応えがかえってきても、自分のことをちゃんと話そう、という覚悟の上で、実際に聞いてみました。
「あの…」
「ん?」
「失礼に値するかもしれないので先に謝っておきます、ごめんなさい」
「???」
「あの…先生はゲイの方ですか?」
少しの沈黙のあと、先生は私にこう尋ねました。
「もしそうだとしたら、君はどう思う?」
即答しました。「どうも思いません。先生がどんな人間であろうと先生ですから」。まるで自分に言い聞かせるように、その言葉に不思議と熱が入りました。
そして、その後も、今まで拒んでいた言葉とは思えないほど、すらすらと口から出てきたのです。
「私はパンロマンティックです。だから好きな人は男性とは限らないし、そもそも好きになるのに私の場合は性別という概念がありません」
…あ、言っちゃった、言えちゃったよ私…
あの時一番びっくりしてたのはきっと私でした(笑)
隣の先生も「え、」って顔してたけど、それと同レべの「え、」顔だったと思います(笑)
でも数年間、言いたくてでも言えずに自分の中にとどめていたこの言葉が、この先生に言えて嬉しかったです。
先生は「そっか、君は君が幸せになれるためのことをしてもいいんだよ。自分もそうだから、君の言う通りゲイだから」とも言ってくれました。
その時、「本当の自分」をまっすぐ見て応援してくれる人がいてくれてるんだな、となぜかすごくホッとした気分になりました。
やっぱ自分自身を認めてげることって大切ですよね。
セクシャリティに限らず、コンプレックスだと思う性格や見た目も、おなじです。
「これだって私なんだ」と認めてあげて、コンプレックスすら愛してあげることがだいじなんだと思います。
…なんて少し真面目なことを言い過ぎたかな?(笑)
なんせすごくすごく久しぶりだったもんですから、このことを誰かに言いたくてですね、ほんとに。
と、いうことで、そろそろ今回は終わろうと思います(なんだか締まりが悪い笑)
ではまた次回の投稿で!
It Gets Better